皆さんこんにちは、effect編集部です。
今回皆さんに紹介するのは、長崎県にある五島列島という離島で行われているマラソン大会についてです。長崎県は土地柄上、高低差が激しく、長崎で行われる大会は過酷なものが多い印象があります。そんな長崎のレースの中でもエンジョイしながら走れる人気の大会が、五島列島で行われる「五島列島夕やけマラソン大会」です。もう走ったことあります!って方も多いかと思いますが、そんな皆様にもまずこちらの情報から…！

今年は、2022年6月1日(水)0時～エントリー開始!!

（締め切りは7月15日(金)まで） 大会HPはこちら

夕焼けを背に離島を走るマラソン！

スタートは福江島の玄関口といえる福江港から始まります。長崎港や博多港との間にフェリーやジェットフォイルが就航している場所なんですが、ここから島のシンボルといえる鬼岳（おんだけ）の裾野をグル〜ッと一周回るのがハーフの部のコース（他に5kmもある）なのです。

大会は「夕やけマラソン」なので、夕方（17:00）のスタート(ハーフの場合)ですが、といっても太陽はまだしっかり出ています。体感温度は30度は確実に超えている感覚になります(汗)。加えて、エンジョイといってもやっぱり長崎県！アップダウンは多いです。スタート地点は港だから当然、低い位置にあるのですが、そこから福江の市街地のある高台へ一気にのぼります。正直いうと序盤からいきなりキツイ！ですが、島のボランティアの人たちのおもてなしあふれる運営に感動することでしょう！暑さを考慮して給水のエイドステーションも多く設置してあります。15km以降は1kmおきに設置しているというなんとも安心感のある神対応！さらにスイカや、スポーツドリンク、塩、梅干しなど、ランナーが欲するものが適度に用意してあります。

ゴール後はご当地の食材で宴!!のはずが…！？

この大会の名物というかウリのひとつ、ゴール後に地元産の五島牛と五島美豚のバーベキューが無料で振る舞われるというところなんですが、2022年は実施しないそうです…！これはかなり辛いだけの大会となりそうだけど、そのあと近くのお店やバーベキュー施設を予約しておけば、なんてことはないですよね！マラソン後のビールと肉はそれはもう格別です!!参加料は4500円（1次募集）でかなりお得だと感じますよね!（さらにTシャツ、完走タオル付き）。

今年のゲストランナーは福士 加代子さんが登場します！

【プロフィール】
1982年3月25日生まれ。青森県北津軽郡板柳町出身。五所川原工業高校で陸上を始め、2000年にワコールへ入社。2002年に3000mと5000mで当時の日本新記録をマーク、10000ⅿでも日本選手権6連覇を果たすなど、「トラックの女王」と呼ばれた。ハーフマラソンでは2006年に当時の日本新記録を樹立。トラック種目で2004年のアテネから2012年のロンドンまでオリンピック3大会連続出場。2008年大阪国際でマラソンに初挑戦し、2013年の世界選手権モスクワ大会で銅メダルを獲得。2016年のリオデジャネイロオリンピックにマラソンで出場し、日本の女子陸上選手で初めてオリンピック４大会連続出場を果たした。その他、全日本実業団対抗女子駅伝では20年間で通算108人抜き、世界選手権は5大会出場するなど、日本女子長距離界の第一人者として活躍した。2022年1月30日の大阪ハーフマラソンを最後に、第一線を退く。

そして最後に、大会から3~4週間ほどして島から封筒「完走記録証」が届きます!それも一人ひとりのゴールシーンの写真付きなんですよ！　最近はゴールした直後にパソコンからその場で完走証をプリントしてくれるパターンがほとんどなので、これはちょっと感動する方も多いのではないでしょうか。五島列島の離島で走るマラソン！皆さんもいかがでしょうか？？

写真：大会HPより抜粋